カイジが復活した。
新シリーズがスタートし、やっとコミックの1巻が出た。
僕は、あるときから、マンガはすべてコミックで読むようにしているので
(連続して読みたいから。できれば終わってからまとめてなんだけど)
週刊で読むみなさんに遅れて、やっと新シリーズが読めた。
読んだ。
「もしかしたら、やっと”あの”カイジが読めるかも!」
と思った。
僕は「カイジ」の、最初のシリーズ(賭博黙示録)で大ハマリした。
(いま映画やってるあたりね)
素晴らしい設定&設計。
めちゃくちゃなゲームを舞台に、追いつめられた極限の状態によって
人間関係、人間模様のドラマを描く。
こりゃうまい設計だと興奮して読んだ。
だけど、最初のシリーズの後半、「ティッシュの箱ゲーム」あたりから
なんだか調子がおかしくなっていって、そのまま終了。
続いてスタートした新シリーズは、題材がなんとチンチロリン(サイコロ)。
それがずーっと何年も続いた。ぜんぜん僕の好きな「カイジ」じゃなかった。
やっと終わったと思ってスタートしたシリーズは、題材がなんとパチンコ。
それがずーっと何年も続いた。ぜんぜん僕の好きな「カイジ」じゃなかった。
やっと終わったと思ってスタートしたシリーズは、題材がなんと麻雀。
それがずーっと何年も続いた。ぜんぜん僕の好きな「カイジ」じゃなかった。
……ていうか、「いい加減にしてくれ!」とさすがに思った。
2000年以降、ずっとそんな感じだった。
「焼き土下座かよ!」とか言ってた、あの頃のカイジが読みたかった。
ずーっと、カイジが、僕の好きなカイジじゃなかった。
そんな中で、さらに新シリーズ。
ほぼ最初から諦めかけていながらも読んだ。
そしたら違う。
なにかが違う。
昔の「カイジ」のような「なにか」を感じるではないか。
やっと戻ってきてくれた。(かもしれない)
福本さん(作者)が、やっと目覚めてくれた!(かもしれない)
ぬるさのない、鋭さを持った世界を久々に感じた。
「零」とか「黒沢」とかじゃない、これは「カイジだ!」(と信じている)
自分はチンチロとパチンコ編の方が好きだけどなぁ。麻雀はたしかに「いい加減にしてくれ」だけど。